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日本では大規模農業ができないは本当か?

日本は国土が狭いだけではなく、山が多く平野が少ないため大規模農業はできない、
それゆえにTPPなどの貿易自由化で日本の農業は負けてしまうという意見を聞いた事がある。
山が多く平野が少ないため大規模農業はできないというのは本当だろうか?

山下一仁さんによると、農業では季節による農繁期と農閑期の差が大きいため、労働力の通年平準化が元々難しいのだそうだ。
ところが、標高差の大きい日本の地形を逆手にとって農繁期と農閑期ができないように工夫している農家がいるのだそうだ。
山下さんは以下のような例を挙げている。

・中山間地域では、標高差があるので田植えと稲刈り、それぞれに2~3ヶ月かけられる。
 これを利用して、中国地方や新潟県の典型的な中山間地域において、夫婦二人の経営で10~30ヘクタールの耕作を実現している例がある。
・鳥取県のある企業は中海干拓から大山山麓までの800 M の標高差を利用して、200ヘクタールの農地で大根の通年栽培を実現、ローソンのコンビニチェーン店におでん用大根の通年供給を果たしている 。
・山梨県のぶどう農家は標高250 M の農地と500 M の農地を使い、葡萄の開花時期を10日程ずらすことで、作業の分散を図り、より多くのぶどう作りに取り組んでいる。

山が多い日本だからこそできる大規模農業があるのだ。
日本でも農業の大規模化が進み、強い農業になる事を期待したい。

最後に、一見不利とも言える条件を有利なものに変えて頑張っている農家の人達に敬意を表したい。

参考:山下一仁「TPPが日本農業を強くする」
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Author:shizuokanochappa
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たぶん、新自由主義者です。
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