FC2ブログ

記事一覧

農地が狭くても輸出額は増やせる

非常に意外な感じがするが、日本国内で農業生産額の多い順に並べると関東、九州、東北、北海道の順なのだという。
農業が盛んなイメージがある東北、北海道より関東の方が生産額が多いのだ。
又、世界の農産物輸出額上位9ヶ国をみると、こちらも意外だが、ヨーロッパに集中しているという。
世界第2位の農産物輸出国は国土面積の小さいオランダなのだという。
土地資源に恵まれているオーストラリアは15位だ。
山下一仁さんによると、北海道、オーストラリアに共通するのは食品製造業の原料農産物を生産していることであり、関東、オランダの共通点は野菜、果物、花など付加価値の高い農産物を生産していることであるという。
農地が狭くても付加価値の高い作物を作れば、農作物の輸出を増やす事は可能なのだ。

この事について、ネットでもう少し調べてみた。
オランダは国土の小さな国で、「「オランダ:日本」で見てみると、「国土面積は1:9」。「農地面積は1:2.4」。「人口は1:7.6」と差がありますが、オランダの輸出額は日本の10倍以上にのぼ」るのだそうだ。

マネセツ163(前田)世界の食糧輸出/画像①

国土が狭いから日本農業は外国に負けてしまうなどという主張があるが、収益が上がりやすい品目の生産・輸出に集中する事等により、少なくとも輸出を増やし、海外と競争する事は可能なのだ(もっとも、この事は食糧自給率向上には繋がらないかもしれない。食糧自給率にこだわる必要はないという話は「農業問題の本質」で書いた)。

この事は海外で生産されているのと同一の農作物を作る場合にも言える。
以前のブログ(「農産物の水平分業(産業内貿易)」)でも書いたが、米国は牛肉の輸出国でもあるが、世界最大の輸入国でもある。
又、カナダは39万 トン 牛肉を輸出し、28万トン輸入している。EU は30万トン輸出し36万トン輸入している。
最近、TPPによってカナダからの牛肉の輸入が増えているような話を聞いたが、日本もカナダに牛肉を輸出できるかもしれない。
山下さんは、「より品質・付加価値の高いものを輸出すれば農業生産を一層増加・拡大していくことができる。」と主張している。

ここまで書いたように貿易自由化によって、日本農業が壊滅するなどという事は考えられない。
農地にできる土地が小さいからという彼らの根拠も非常に怪しい。
貿易自由化反対論に騙されてはいけない。

参照:「農林水産物・食品の輸出額世界1位は……アメリカ。では第2位は?
    山下一仁「TPPが日本農業を強くする」
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

フリーエリア

以下で更新していく予定です
~2019/9/28 毎日19:00
2019/9/29~ 毎週火曜日、金曜日、他随時

応援して下さる方、以下をクリックしてください(^^)


ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキング

プロフィール

shizuokanochappa

Author:shizuokanochappa
Yahooブログから引越してきました。
たぶん、新自由主義者です。
よろしくお願いいたします。