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既得権を破壊する事を、新規参入者への便宜供与と主張する不思議な考え方

東京大学の鈴木宣弘という人が不思議な事を言っている文章を見つけた。

---以下、鈴木氏発言
国家戦略特区が、ルールを破って特定企業に便宜供与する国家「私物化」特区だとすれば、自由貿易とは国境を越えたグローバル企業への便宜供与で、世界の私物化である。
---

この人は何を言っているのだろう?と不思議に思うが、TPP反対派がネットに書いている中で同じような意見を書いているのをしばしば目にした。

特区へ参加したい企業もグローバル企業も求めているのは自由に競争させてくれという事だけであろう。
この事の何が私物化なのだろうか?

僕には理解できない。

本来は日本全体で規制を撤廃、自由に競争できるようにすれば良いだけなのだ。
そうすると、競争が激しくなり既得権者が負けてしまうかもしれない。
既得権者が頑強に反対するから、まずは地域を決めて、その中だけでも新規参入ができるようにしようというのが特区のはずだ。
その「産業を自分達で独占したいから規制緩和に反対する」既得権者の方が市場を私物化しているのだ。

以前のブログ(「加計問題にこだわった野党とマスコミの愚かさ」)でも書いたが、獣医学部の新設に獣医師会が強硬に反対してきた。
本来であれば、何校も新設を認めたかったのに、獣医師会の反対があったので、加計学園一校だけが選ばれた。
それを、安倍首相への忖度で加計学園が選ばれたからおかしいと言われても筋違いだ。
新規参入したい学校は全て新設を認めれば良いのだ。

自由貿易の話にしても同じだ。
グローバル企業は貿易相手国で相手国と同じ条件で競争をさせてくれと言っているだけなのだ。
同じ条件という事は、結局は競争に負けてしまう事もある。
東芝もシャープもグローバル企業だと思うが、両社とも競争に負けて苦境に陥っている事を思い出すべきだ。

結局、こういう主張をする人は競争がダメだと考えているのだろう。
競争がダメと考えているのなら、グローバル企業の私物化だとか日本が米国の属国になる事から守るとかではなく、競争は悪だとはっきり言うべきだ。
そして、競争を廃止して資本主義も潰してしまい日本を社会主義/共産主義の国にするのが正しいと主張するべきであろう。

しかし、彼らはそうしない。
旧ソ連を初めとした社会主義国は全て失敗した。
又、日本には皇室もあり、皇室が尊敬される国でもある。
だから、日本を社会主義/共産主義の国にするべきだと主張できないのだ。

彼らは弱者の味方、愛国者の仮面を被った共産主義者なのではないか?
僕はそう考えている。

参考:「これでいいのか国際通商交渉 奪われる国民の主権と未来
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Author:shizuokanochappa
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たぶん、新自由主義者です。
よろしくお願いいたします。