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子供達が地元の学区の学校に通う理由(フォルクスシューレ)

特に小中学校がそうだが、保護者や子供達は学校を選ぶ事ができない。
昔、堺屋太一さんの本を読んだ記憶では第二次世界大戦の時にこのような仕組みができたのだという。
では、この制度の大元は何かというと、ナチスドイツが考えたフォルクスシューレという制度で、日本語にすると国民学校令という意味だそうだ。
それを日本は名前ごと真似て、国民学校令として昭和16年に導入したらしい。

当時の日独は全体主義国家であり、国民に対する統制を強めており、学校教育でも国に従うように個性を殺す教育を子供達にしていたらしい。
そして、個性を殺し画一的な子供を育てるために導入した事の一つが学区制だったという。

そもそも同じ地域でも様々な家庭環境、様々な個性を持った子供達がいる。
国語が得意な子供、数学が好きな子供、社会に興味がある子供、勉強よりもスポーツが得意な子供と様々であろう。
保護者でも子供の将来について、それぞれが色々な希望を持つであろう。

そういう個性を伸ばすためには、文系科目に力を入れたり、理数系やスポーツに力を入れたり各々の学校に個性がなければいけない。
ところが学区制で子供達が通う学校が決められてしまうと、そんな個性的な学校を作る事ができない。
学区には上で書いたような様々な個性を持っている子供がいるため、何かに力を入れた教育をする事ができず、平均的な教育を行うしかないからだ。
例えば、将来スポーツ選手になりたいという子供のためにスポーツに力を入れるという事を学校がしてしまうと、スポーツなどやらずに5科目の勉強をしたいと思っている子供達が困ってしまう。

堺屋さんも書いていた記憶があるが、フォルクスシューレを考えた人は一種の天才であろう。
学区制を採用する事で特別な監視をしなくても、個性的な学校、教育をつぶす事ができる。
とにかく物を沢山作る事を目的とした大量生産の時代であれば、このような没個性的な教育も有効だったかもしれない。

しかし、既に多様な発想、アイデアが求められる時代になっているのだと僕は認識している。
そういう時代に子供達が対応できるようにするためにも、学区制を廃止、通学する学校を自由に選べる制度が必要になると僕は思う。
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Author:shizuokanochappa
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