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戦争をするのはやっぱり損である(戦争を抑止するためにもグローバル化を)

最近は景気が良いせいか見なくなったが、景気の悪い頃は失業をなくすために戦争が有効なのではないか?そんな意見をネットで目にする事があった。
この事は、どれぐらい本当なのだろうか?

上念司さんがポール・ポーストという人の「戦争の経済学」という本の事を紹介しているのだが、戦争が経済にプラスになる場合の鉄則というのを紹介している。
その中に書かれている鉄則の一つが、失業率が高い時ほど戦争の経済効果があるという事だ。
つまり、当記事の最初に書いた「失業をなくすために戦争が有効」という事がある程度は当たっているという事になる。

ただし、この話には続きがあって、時代が下るにしたがって戦争の経済効果は低減しているのだという。
昔の戦争であれば兵隊が沢山いるほど有利に戦う事ができたが、現代の戦争はハイテク兵器による戦争なので、それほど多くの兵隊は要らないというのだ。
そうすると、戦争があっても兵隊はそれほど要らないので、失業率もそれほど減らず、尚且つ平時の生産能力を戦争に奪われるというマイナス面が出てきているという事らしい。
僕は護憲派ではないし、日本も軍隊を持つべきだとは思うが、戦争をする事はやっぱり損なのだと思う。

それでは、戦争を防ぐためにはどうすれば良いか?
ブルース・ラセットとジョン・オニールという人が膨大な戦争データを分析した結果を高橋洋一さんが紹介している。
その分析によると、それぞれ以下のように戦争のリスクを減少させるのだという。
①同盟関係を結ぶことで40%
②相対的な軍事力が一定割合増すことで36%
③民主主義の程度が一定割合増すことで33%
④経済的依存関係が一定割合増加することで43%
⑤国際的組織加入が一定割合増加することで24%

それぞれ重要なのだろうが、今回は④に注目したい。
経済的に相手に依存している状況では人間は喧嘩はしないものだと思う。
会社の中でも自分の感情を抑えるのは、会社へ経済的に依存している事が大きいだろう。
国と国の間でも、第二次世界大戦までのヨーロッパでは戦争が珍しくなかったが、統合後は戦争が無くなったのも国同士の経済的依存関係が増したことが大きいのではないか?

グローバル化に対して批判をする人がいるけれども、グローバル化は世の中を平和にする力を持っていると僕は思う。

参考:上念司「経済で読み解く大東亜戦争」
    高橋洋一「数字・データ・統計的に正しい日本の進路」
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