FC2ブログ

記事一覧

国際競争力がなくても輸出はできる(リカードの比較優位)

リカードという経済学者が発見した「比較優位」という考え方がある。
例えば、一定の人数で以下の量だけ生産できるとする。

<小麦>
・A国は労働者100人で生産量が1000
・B国は労働者100人で生産量は900
<自動車>
・A国は労働者100人で生産量が500
・B国は労働者100人で生産量が300

この例では、少人数で沢山生産できるA国の方が小麦、自動車ともB国よりも競争力が高いという事になる。
ところが、相対的に見た場合、B国の自動車の生産性はA国の6割なのに対して、B国の小麦の生産性はA国の9割ある。
そうなのであれば、小麦の生産性もB国の方が低いが小麦の生産はB国に任せてしまった方が全体の生産量が増えて、両国の生活が豊かになる。


比較優位

この事を比較優位という。

この事は、個人でも同じ事が言える。
なんでもできるAさんと、何をやらせてもAさんより能力が劣るBさんがいる時、Bさんにも仕事を割り振った方が効率よく仕事ができるという事と同じだ。

戦後まもなくの頃、戦争で焼け野原になった日本は、資源もなく技術的にも欧米に後れを取っていた。
しかし、比較優位を使って貿易を盛んにし、高度成長を成し遂げる事ができたと上念司さんは指摘する。

日本は人件費が高いからグローバル化で産業を他の国に取られてしまうという主張があるが、自由貿易をする限り競争力がなくても輸出はできる。
グローバル化を恐れてはいけない。

参考:池上彰「」リカードが発見した貿易の大原理 「比較優位」
    上念司「経済で読み解く大東亜戦争」
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

フリーエリア

以下で更新していく予定です
~2019/9/28 毎日19:00
2019/9/29~ 毎週火曜日、金曜日、他随時

応援して下さる方、以下をクリックしてください(^^)


ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキング

プロフィール

shizuokanochappa

Author:shizuokanochappa
Yahooブログから引越してきました。
たぶん、新自由主義者です。
よろしくお願いいたします。