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格差を許容する社会

正直に言うと、僕も嫉妬深い人間である。
例えば、テレビで富豪や芸能人の豪邸などを紹介するような番組が流れていると即座にチャンネルを変えてしまう。
そういうモノを見ると不愉快な気持ちになってしまうのだ。
だから、富豪の人などをバッシングする気持ちは痛いほど分かるのだが・・・
格差を許容する社会でなければいけないと僕は思う。

竹中平蔵さんは「突出した才能や ビジネスセンスを持った人を大切にすることが重要だが、日本は今でも突出した人が活躍すること、また活躍できる環境を整える事に対して抵抗がある」と言っている。

瀬戸内海の直島という所にベネッセハウスという美術館とホテルが融合した施設があるらしいのだが、設計をしたのが世界的に有名な建築家である安藤忠雄さんなのだそうである。
ベネッセハウスのおかげで直島には世界中の人が訪れ、ベネッセハウスだけではなく周辺にもビジネスが生まれているのだそうだ。
突出した能力を持つ人がいる事により周りも潤うのだ。

又、個人の話ではないが竹中さんは日産の話も書いている。
ゴーンさんが来る前、日産が窮地に立たされた事があった。
自動車の下請けは、メーカーが新しい車を開発するといえば、5年くらい前から部品の開発を始めるのだという。
ところが、日産が危ないとなれば、下請けの企業は部品開発といった先行投資に二の足を踏むようになると書いている。
本には詳しく書いていないが下請け企業も困った事だろう。

大企業と中小企業を対立軸にして、「○○は大企業優先の政策だ」などとネット上で批判するのを見かける事がある。
しかし、大企業が困るような政策を実施し収益が悪化すれば、多くの中小企業も困るのだ。

最近だとZOZOTOWNの前澤社長なんかがネットで叩かれているようだ。
それ以外の原因もあるのだろうが、その気持ちには嫉妬も含まれている気がする。
ZOZOTOWNの従業員など彼が立ち上げた会社のお陰で職を得ている人もいるはずだ。

サッチャー元イギリス首相は以下のような事を言っていたそうだ。
「金持ちを貧乏にしても、貧乏な人が豊かになるわけではありません。それにもかかわらず金持ちを貧乏にしたがる人がいるのは嫉妬です。嫉妬は人類最大の劣情です。劣情に基づく政治は悪い政治です。私たちは嫉妬の政治から逃れねばなりません」

突出した人の足を引っ張るような社会は不幸な社会だと思う。
そのような世の中にしてはいけないと僕は思う。

参考:竹中平蔵「400年の流れが2時間でざっとつかめる教養としての日本経済史」
    「「何もしなかった」平成の日本
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